【FRANK WEDNESDAY】
CHRISTIAN FLETCHER!
THE PIPELINE PROWLER

【FRANK WEDNESDAY】
CHRISTIAN FLETCHER!
THE PIPELINE PROWLER

サーフィン界のヒールにして革命児、Christian Fletcher。
Words by Dibie Fletcher
Photos by Herbie Fletcher

大きな団体の多くは変化を嫌う。サーフィンに関してはこのスポーツが持つステレオタイプに反してこのような現象が見られる。波に乗る事は自由で気楽な行為であるとしながらも髭をはやした古株タイプにとって新しい80年代のエアリアル(波から飛び出してまた戻る技)のトレンドは彼らが大事にしていたピュアな行為を汚すと思っていた節がある。波から飛び出し波とのコンタクトを止める行為は見た目だけの為の見せびらかしだとし、Christian Fletcher をはじめとする何人かのサーファー達はメインストリームのサーフィン関係者から攻撃された。

皮肉にもChristianはこのスポーツの最も神聖な表現であるラディカルさを体現していただけだ。プールで行うスケートトリックを海に持ち込んだのは、古株タイプに同意を求めて始めた行為ではなく、彼のオーバーに残虐なタトゥーのデザインと同様に、全ての権力への「FUCK YOU」を表す為の行為であった。その為進化する代償として当時のサーフィンの中心人物達から除け者にされることに躊躇することはなかった。

エアリアルが、サーフィンの最もポピュラーで魅力的な一部となった今、Christian Fletcherとその飛行部隊はサーフィンを冒涜した者としてではなく、革命を起こした者として歴史に名を刻んでいる。

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Dibi Fletcher: サーファーじゃなかったら、何になっていたと思う?

Christian Fletcher: バイクのレーサーになりたかった。ゴルフとかNASCARとかをやっていた方が、怪我も少ないしお金も良かっただろうね。でもNASCARは面白そうだね。

DF: シラフで一番楽しかった時ってどんな時?

CF: バイクに乗ってる時かな。

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DF: あなたの最大の恐怖はなに?

CF: 高所だと思う。

DF: じゃあスカイダイビングは無理?

CF: それは別、どれだけ高いところに居るのか判断がつきにくいから。逆に建物の42階に泊まった時は、ゆっくり忍び足で窓に近づいて、冷静さを保つことに必死だった。そうじゃないとお腹が変なことになっちゃう。

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DF: 最近ウィングスーツ(手と足の間に布を張った滑空用特殊ジャンプスーツ)をつけてみたいって言ってたよね? 

CF:  それも別、高度が高すぎてどこに居るか判断できないから。崖からスーツを身につけてジャンプすることに恐怖はないんだけど、そこまで登る時に恐怖を感じる。

DF: ということは、誰かに押されたとしても恐怖を感じないってこと?

CF:  だし、助走をつけて飛んだとして大丈夫なんだけど、登って見下ろすと恐怖を感じる。

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DF: 有料道路を使って夜にストリート・ルージュ するのってどんな感じ?

CF:  実はちゃんとできたことがないんだ。昼に挑戦すると、いつも警察に怒鳴られちゃう。

DF:  スケートボードのどんなところにインスピレーションを受けるの?

CF:  革新的な所と友愛的でフレンドリーな所かな。スケートのランプに行くと50人ぐらいの人が居て、みんな純粋に楽しそうに挨拶してくれるけど、サーフィンしに行くと、水の中に二人くらいしか人が居なくてそれでも睨みつけてくる。

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DF:  バイクで200キロのターンを決めた時の興奮って他の何かに例えられる?

CF:  例えられないね。バイクに乗ってる時は長い興奮が続くんだ。ビッグウェーブに乗る時とか、何か恐怖を感じる事をやる時、例えば車でクラッシュしたり、喧嘩する時みたいなアドレナリンが放出するんだけど、それがスタートからフィニッシュまでだから、2秒だけとかじゃなく…20分ぐらい続く。

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DF: 一番好きな音楽ってなに? 

CF:  いろいろな音楽が好きだよ。今は大人になったから昔みたいに偏ってないけど、NYハードコアとクラシック・ロックが好き。

DF:  雄牛乗り(ロデオ)をやった感想は?

CF:  ロデオは楽しいよ。でも前の日に酔っ払って雄牛の周りをうろついて威嚇しないほうがいい。雄牛は乗った時にその事を覚えていて、こっちを殺そうとしてくるからね。

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ORIGINAL ARTICLE by FRANK151

Curated and Translated by Akeem the Dream