【FRANK WEDNESDAY】
DAD SWAG: 「Dad Hat」 の進化

【FRANK WEDNESDAY】
DAD SWAG: 「Dad Hat」 の進化

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オヤジのスワッグ

それが世の中の親父達のDisneyland 用であったり、庭仕事の正装着である前は、70年代のメジャーリーガーのタイトすぎるパンツと同等にユニホームの一部であった。今ではトラッカータイプから宣伝用のフロントロゴタイプまで色々な種類を市場で見ることができるが、野球のユニホームとして採用されたのは1849年にまで遡る。フロントにロゴの無いキャップは、1945年シリーズのSt Louis Brownsの他に思い出す事が出来ないが、近年のファッション、ヒップホップとスケート業界では、この定番アイテムにミニマリスティックなアプローチを持ち込むトレンドを見ることができるのだ…

ファッション

ブロガー世代の女子達がフィテッドキャップをかぶるトレンドが終わり、とんでもなく不必要なレザーのフィテッドも絶滅してくれたおかげで現代のメンズデザイナーは「Dad Cap」をネクストレベルのクリエーションに昇華させている。
カラーが豊富なGosha Rubchinskyのキャップは、男女問わずベビーピンクが人気で、太陽が半分だけ姿を見せる小さなロゴだけフロントに刺繍されている。 Undercoverは最近リリースしたAdventureコレクションの中でADVENTUREのシンプルなフォントをフィーチャーしたキャップをリリースしている。このコレクションからスエットパーカをA$ap RockyがL$Dのビデオの中で着用しているのも記憶に新しい。

ヒップホップ

「Dad Cap」を着用しているのはMobのメンバーだけではない、他のラッパーもこのトレンドを自分の物にしている様子がうかがえる。ファッションの目利きでスタイルアイコンとしてもお馴染みのWiz Khalifaは、実際に一児の父親でもあってSNSなどで自分の事をDaddyと呼ぶ事も多いのだが、ここ数週間Dad Capをそのドレッドに装填させたかの様に着用を続けていて、全身Goshaのルックもお披露目している。

Tyler the CreatorとDrakeもこのキャップをツアーグッズとして採用している。TylerはOdd Futureのスローガンである「GOLF」 と「WOLF」の2バージョンを用意、Drakeは先日リリースしたサプライズアルバム「If You’re Reading This It’s Too Late」のプロモーションのためにこの 「Dad Cap」 (Drakeの場合は「Papi Cap」と言うべきか)をリリース、一つは祈りの手を刺繍したものと「How’s My Mixtape?」と皮肉たっぷりのメッセージを刺繍した2バージョンを製作した様だ。

スケート

スケーターなら大抵Supremeのキャップを持っているはず… Supremeはどっちかと言うとオーセンティックでクラシカルな形が多く最近注目されていたキャップはNY Yankeesとのコラボレーションモデルだったが、ピンストライプ生地を使用して、70年代のPittsburg PiratesのPillboxデザインを彷彿されるスタイルもかつてリリースしている。プロスケーターのEli Reedがスタートさせた新しい洋服のブランドは、最初のコレクションで「Dad Cap」を発表、単色とチェッカー生地のタイプをリリースしている。
「Dad Cap」のトレンドに手を出した事が無いという人は嘘をついている… かWizがかぶっているDad Capをまだ見ていないのかもしれない。トレンドに手を出す気持ちは自然な事、ガールフレンド、ボーイフレンド、子供、犬など誰でも良いから買ってあげてトレンドを楽しんでも良いんじゃなかろうか? もちろん親父には「How’s My Mixtape?」って書いてあるやつを!w

Text by Erika Flynn

Curated and Translated by Akeem the Dream