【FRANK WEDNESDAY】
ROCKY AND TYLER TOUR

【FRANK WEDNESDAY】
ROCKY AND TYLER TOUR

ロッキー & タイラー IN マジソンスクエアガーデン。

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New YorkのMadison Square Gardenで先日9月22日に行われたRockyとTylerのツアー2回目の公演は完売だった。今回のA$AP RockyとTyler the Creatorのツアーのサポートは、Vince Staplesと, いつでもアゲアゲなDanny Brownが勤めている。この秋、間違いなく一番人気の高いこのツアーは、どのセットも並外れたエネルギーを放出しヴェニューのフロアは文字通り揺れていた。

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Vince Staples が最初にステージに登場した。5曲だけの短いセットだが彼のダイナミックな存在感は、ショー全体のクオリティーのハードルを上げる。「Fire」は特にパワフルだった。Child Of Hellと書いた黄色いSupremeのスエットを着てどっぷりと赤いステージのライティングに浸かったVinceは「Hands Up」のイントロのコール&レスポンスで「警察の連中が気に入らない奴は叫べFuck the Police!」と煽ると観客は狂ったように叫んでいた。

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そして2番手はDanny Brown。Fuck Youと言わんばかりのファーコートとサングラスを着用して登場した彼に惜しみない拍手が起こる。ヒットソング「DIP」「25 Bucks」「Smokin & Drinkin」「Break It(Go)」を含む、Staplesのセットの2倍程の長さのセットを見せ、赤いベロを出し手を高々と空に向けて上げ、ラップ界の自由の女神のようなポーズを取ると、最前列のファンはブラントに火を付け声援を送ってDanny Brownを祝福した。

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おもちゃ箱、オーバーサイズのぬいぐるみ、大きな木のブロックで作られたGOLFの文字などを配し、まるで子供の遊び部屋の様に装飾されたステージに黄色いファーコートを着て黄色いタオルを頭に被ったTyler the Creatorは、Odd FutureのJaper the Dolphinと登場し、「写真撮ったら、電話はしまってファッキン・ショーを楽しんでくれ!」と叫んだ。

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飛び跳ねながら激しくマイクに向かってラップするTyler、勢い溢れ、興奮状態を止めることのできないそのセットで、「Domo23」「IFHY」「Yonkers」など、彼のソロ作品からOdd Futureの作品までを披露した。途中でステージへ侵入を試みた興奮したファンがステージからダイブしてフロアを横に滑り自分とVince Staplesが見ていた場所まで激突してきた時は、彼が走って立ち去るのを見ながらVinceと爆笑した。

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Tylerがステージを盛り上げファンが待望のA$AP Rockyのセットを待つなか、10:40pm位になった時、巨大な黒のカーテンが落ち、隙間なくライティングされた3段作りの雛壇が姿を見せた。観客お待ちかねのA$AP Mobのメンバー達が登場すると、耳が割れんばかりの声援が沸き起こり、「I Love You A$AP !」という黄色い声が何度も響き渡った。A$AP Rockyとクルーは安定感を残しながらもフレッシュなパフォーマンスを届けた。

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L$D」「Holy Ghost」「Electric Body」を含む、今回のセットはCanal Stの地下鉄の駅の映像をセットに投影しながら「Canal St」でフィナーレを飾った。満面の笑みを見せながらA$AP Twelvyは観客に向けてダイブ、その後A$AP Fergは居ないものの「Shabba」を披露、そして今は亡きA$AP Yamsの顔が印刷された偽の100ドル札の紙吹雪を観客に向けて撒き散らした。A$APのセットに対してファン達が示したパワフルな反応を見ると、A$APが改めて現代のヒップホップにおいてそのユニークなスタンスと美意識で重要な位置を確立したことを再確認することができる。

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Text and Photography

 

Curated and Translated by Akeem the Dream

 

 

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