【FRANK WEDNESDAY】
WATCH A$AP TYY’S REAL BIKE LIFE

【FRANK WEDNESDAY】
WATCH A$AP TYY’S REAL BIKE LIFE

A$AP TYYのリアルバイクライフ

New York が昔からバイクカルチャーの中心地のひとつである事は否定できないが、ここ数年特にそれが顕著になっていると言える。NYの5つの地区の中にはメッセンジャー、フィックスギア連中、日々の通勤者、つい最近サービスが開始した公共レンタルバイクサービスの”Citi Bike”にまたがる観光客など、バイクに乗っている人々が沢山いるのだが、ハーレムの中へ入った途端に、他の地域と違う独自のカルチャーがある事に気付く。高価なイタリア製フィックスギア・フレームや籠が付いてるShwinnに代わって350ツインBanshee やモトクロス用のダートバイクがハーレムの最も忙しい道や赤信号の交差点を通り抜け、幸運をもたらす生きたお守りの様に女性を背中やフロントバンパーに乗せながら警察の前でウィーリーをかましている。この様な行為はハーレムとアップタウンを中心に存在する「Real Bike Life」というアドレナリンを刺戟する警察との追走が日常のライダーたちによる社会現象なのだ。

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部外者がこのBike Lifeのエクストリームな姿を撮影するのは困難だが、このムーブメントの中でも名の知れたラッパーでありアーチストでもあるA$AP TyYにFRANKは協力を得る事が出来た。車両の没収はよくある事らしいのだがBrooklynの警察によって没収されていた愛車のBansheeが解放された数時間後にBronxにある車両置き場で愛車と再会したA$AP TyYにスタント乗り、警察の回避、怪我など「Real Bike Life」のエッセンスについて話を聞いた。

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FRANK : あなたのA$AP Mobでの役割はなに?

ASAP TyY : アーチストだよ。ラップ、バイクに乗って、アートも作る。

FRANK : どんなアート?

ASAP TyY : 絵を描いてるよ。

FRANK : いつから、どういうきっかけでバイクに乗る様になったの?

ASAP TyY : 最初に好きになったのは7,8歳の時。テレビで見て好きになってポスターや写真を貼ったりトラックのレースを見に行ったりしてかなり熱中してた。自分でバイクを買うお金を溜めてやっと14歳の時に最初のバイクを買った。

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FRANK : 家族の誰かが乗っていてそれに影響を受けたとかではなく?

ASAP TyY : 親父はバイクを乗ってたらしいけど、自分にそれをやらせたわけではないよ。だから自分で見つけた趣味だった。

FRANK : ハーレムのバイクシーンは他のバイクシーンと比べてどう違うと思う?

ASAP TyY : クレイジーだよ。NYには沢山の観光客がいて、凄く忙しくて混雑している大きな街なんだけど、こんな場所でこんな狂ったライディングをしている事に驚くよ。全部違法で危険だけど、この街中でライディングしていると、ここに住んでいる人たちが観客となってくれて応援してくれる人もいる。

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FRANK : 他の街と違ったハーレム独自のスタイルみたいな物ってある?

ASAP TyY : 似たスタイルを持った沢山のクルーと会った事があるよ。Philladelphia Baltimore, VA DC,Florida…でもハーレムの連中は、街のど真ん中でライディングしているのが特徴で、他のバイク・クルーはどちらかというと幹線道路とか大きな空地などでライディングする事が多い。だから42丁目の混雑を見ながらノーヘルのバイク集団がトリックしながら走ってくる様な事は起こらない。New Yorkは、乱暴な警官と黄色いタクシーと地下鉄ってイメージだけどそこにバイクを楽しみながら狂った様に乗る連中を見ると凄い絵だよ、見た事がない人にとってはクレイジーなアートみたいに見えると思うんだ。

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FRANK : 大きなバイクのシーンが有るのは分かったけど、自分のクルーについて少し教えて?

ASAP TyY : 腕に自信がある奴は何人か周りにいるけど、クルーとかって言ってるわけじゃない。バイク・カルチャー全体を自分はレペゼンしているつもりだから、バイクに乗っている奴なら誰でもクルーだと思ってる。バイク・カルチャー全体の為に発言しているからクルーだったら100でも 200でも 500人でも集める事が出来るよ。

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Interview by FRANK151
ASAP MOB
Curated and Translated by Akeem the Dream