【FRANK WEDNESDAY】
17 YEARS OLD AND ON TOUR
WITH THE SMITHS by ERIC DUCKER

【FRANK WEDNESDAY】
17 YEARS OLD AND ON TOUR
WITH THE SMITHS by ERIC DUCKER

by ERIC DUCKER

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17歳でSmithsのツアーに同行した少女…

Nalinee Darmrongは17歳の時、友人からワシントンDC で行われたSmiths のコンサートに誘われたという。その夜のショーを見るまでこのマンチェスター出身のバンドについて特別な思い入れは無かったが、その後彼女は北米とイギリスを含めて30回以上、彼らとそのファンたちと親交を深めながらショーを見続けた。彼女が見たショーは、Meat is Murder とThe Queen is Deadのアルバムのツアーを行なっていた時のショーで彼らのキャリアのピークだったと語る。

当時はアマチュアのフォトグラファーであった彼女だが、これらのショーにカメラを持参していた。すべてのパファーマンスをスマホを光らせながら写真を撮って、音声を録音して、スナップチャットする今世紀よりずっと昔の時代では、稀な行動であった。当時彼女が撮ったバンドのステージとプライべートの写真が今月、The Smiths, という本となってRizzoli から出版される。

その後彼女はジョニー・マーに影響されバンドでギターを弾くことを始めた。現在はワシントンDCの9:30クラブの専任フォトグラファーを務める。バンドの解散後カルト的人気を誇っていたのにも関わらず30年近くもの間Smithsの写真とそのバンドへのファンダムを自分だけで楽しんでいた彼女だが、バンドへの気持ちは変わらないという。「完全なるカルト・バンドだった。ファンは全員バンドを自分の物だと思っていたと思う。」

タイ系アメリカ人のティーンがどうやってイギリスで最も悲しいバンドのツアーを追いかけるようになったのかを聞いた。

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Smithsのどこに惹かれてツアーを追いかける様になったの?
Smiths のどこがというより、偶然ていうのかな、高校を卒業したお祝いに友達のSmithsファンのトニーからSmithsのショーのチケットをもらったの。ショーに行く前に音楽を聞いた時、この人たちは人と全く違うことをやってるんだなという事は分かったけど、それ以外どう思えばいいのかわからなかった。でもショーを見た時は、素晴らしいライブのパフォーマンスだと思ったの。それから違う友達がフィラデルフィアのショーのチケットをくれて見に行った後、彼らが宿泊しているホテルの外でぶらぶら夜を明かしてたらその朝バンドのメンバーと仲良くなって、次のニューヨークのショーのゲストリストに名前を載せてくれたの。だから縁があって3つもショーをタダで見れちゃったからそれがきっかけになったんだと思う。

偶然の体験から始まった感じだね?
そうなの。最初は熱狂的なファンでもなんでもなくて、Smithsファンの人達との出会いが楽しかったんだと思う。友達から凄く良い音楽として教えて貰ったんだけど、ライブに行ってやっとその凄さを理解できた。彼らのライブは沢山見ているけど本当にすごかった。今でも変わらず凄く好き。

いつもショーにカメラを持って行っていたの?
高校の時ちょこっと写真のクラスを受けたりはしてたけど、真剣に取り組んではいなかった。でもこのカメラは持っていて、友達ともっとショーに行く事も分かっていてバンドのメンバーも私達に気を許してくれていたからこのカメラを持ち込んでどうなるか試そうと思ったの。大き過ぎず、小さ過ぎず、ちょうど良いサイズのカメラだったので使い方を覚える決心をして、使える様になって、結局1年半を通して35回のショーを見ることになった。

Smiths以外のバンドのツアーを追いかけたことはある?
高校を卒業した後、大学に入る前で凄くタイミングが良かったからSmithsを追いかける事ができたんだと思う。これはインターネット、EmailとBlogの前の時代だから、手紙を友達に出し合って、どのショーに来るかを聞いて、待ち合わせしたのを覚えてる。

親にはなんと言い訳したの?
静かに頼み倒した。

Smithsが解散した後の熱狂的のファン達のファン・カルチャーはフォローしてる?
全くしてない。私がライブを見た後、6~8ヶ月後に解散したんだけど、自分の殻に閉じこもるようになった。精神的に打ちのめされた。よく解散する気配を感じたかどうかと聞かれるけど、疲れているように見えた。だって4年間続けてツアー生活を続けているわけだから。解散後Morrisseyのソロのライブを何回か見たけど、やっぱりまた自分の殻に引きこもりたくなった。ファンはみんなそうだったと思うけど、私にとっても凄く辛かった。

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この長い間このこれらの写真は日の目を見なかった訳だけど、知り合いはみんなあなたが写真を持っている事は知っていた?
昔はスクラップを作ったり、記念品をコレクションするの好きで18~19歳の時はSmithsのスクラップブックを持ち歩いてバンドが好きな人には見せていたけど今回の写真のコレクションは誰にも見せた事はなかった。出版しようと考えもしなかった。でも今回はいい巡り合わせで、あっという間に出版する事になったの、大きな理由はRizzoliのエディターの人が熱いSmithsファンだった事だと思う。
しばらく自分だけの思い出として持っておきたかったのかもしれないけど結婚して子供ができて、若い世代の事を考えるようになった時、この素晴らしい過去の遺産を今の世代に伝える必要があると思う様になったの。

 

ORIGINAL ARTICLE  by FRANK151
Curated and Translated by Akeem the Dream