【FRANK FRIDAY】
2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ
(Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)前半

【FRANK FRIDAY】
2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ
(Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)前半

あけましておめでとうございます。2016年の1月からほぼ毎週、金曜日にアップされている
#フランクフライデー ですが丸1年ほど続けて、早いものでもう1年が経ちました。
2016年の1月の投稿がすでに2年前に感じるほど。時の流れは早いもんですね。
2017年も昨年に負けず劣らずの内容でお届けいたしますので引き続き、宜しくお願い致します。

今回は2016年の総集編。
昨年末に日本屈指のヒップホップ情報サイト”2Dcolvics”さんに寄稿させて頂きました私が選んだ”2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ”にコメントを加筆してご紹介してまいります。かなり長くなってしまうので前半(#01~#10)、後半(#11~#20)に分けさせて頂きますがランキングは全て見れますので興味が出た音源は購入やダウンロードしてチェックしてみてください。

2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ (Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod)

#01:T-PABLOW, YZERR – Life Style

昨年のトピックとも言えるフリースタイルダンジョンのモンスター”T-PABLOW”率いる”BAD HOP”のフリーミクステに収録された楽曲。昨年末にBAD HOPが主催した川崎チッタでのフリーライブに足を運んだのですが、大半がティーンのお客さんでそこに30代以上のヘッズが混ざるというまさに今旬な日本のラップの縮図の様相だった。この曲が流れた瞬間に歓声が沸きあがった現場の空気はLife Styleを貫き、夢を掴んだ彼らを祝福する様にも見えた。

#02:Ryugo Ishida – FLYDAY

“YRB”のスマッシュヒットから一躍人気ラッパーと化したRyugo Ishidaの1stアルバムのタイトルとなった作品。金曜日の夜を最大限に楽しもうとポジティブに歌い上げるナンバーはアルバム収録曲だがよく聴き込んだ1曲。2017年にリリースされるゆるふわギャングのアルバムも楽しみだ。#フランクフライデー で本邦初公開となったプロデューサーであるautomatic氏のショートインタビューも改めてチェックして見てほしい。

#03:KANDYTOWN – Good Die Young

OKAMOTO’SやSIMI LABなどとほぼ同期で活動していたラッパー、トラックメイカーが多く所属するラップ集団、KANDYTOWNの1stメジャーリリース作からの1曲。ストリートアルバムでは影を潜めていた様に感じていたYOUNG JUJUがフックから輝きを見せる。個人的に新発見があった一曲。

#04:MONYPETZJNKMN – mirage

去年は私たちが開催しているパーティー”MACK SHAKE”や”田中面舞踏会”などでライブを何回か見ましたが、2016年のベストライブを選ぶなら彼らのライブを選ぶと思う。本人達がどう思っているかはわからないが”お客さんにつまらない思いをさせない”様にしっかりとしたライブを作り出しているからだ。そんな彼らが生み出す音楽はハズレはない。中でもヒップホップのビートの固定概念に捉われないサウンドにそれぞれの個性を落とし込んだ”mirage”は名作だ。

 

#05:soakubeats feat. Dodo –

soakubeatsのハードな部分よりもスムースでメローなメロディーメイカーとしての才能を発見し、dodoの純粋に歪んだ歌詞と天才的なフローを改めて実感した一枚。このコラボレーションじゃないと作れなかった作品と思えば奇跡だろう。#フランクフライデー でのsoakubeatsのショートインタビューも併せて是非読んで頂きたい。

 

#06:ryohu – Forever

KANDYTOWNのメンバーであり、ズットズレテルズでも大舞台の経験が豊富なラッパーryohuの2016年リリースのEPは個人的に沁みる一枚だった。その時々の感情にビシッとハマる内容だったので何度も繰り返し聞いた作品。他のラッパーとは一味違う感性がツボをつく彼のリリックはよく聞き取ってもらいたい。余談ですが、この”Forever”はEPに封入されていた歌詞カードに歌詞が載っていなかったので本人にとって特別な曲なのかと思って尋ねてみたところ「収まらなかっただけです」と回答され等身大すぎる彼は大物だなぁと感心した。

 

#07:KOHH feat. Tommy Lee Sparta – 暗い夜

KOHH自身がジャマイカに滞在していた時の情景を歌った曲。ジャマイカの空気感を音楽で感じ取れる静寂と美したを兼ね備えた作品。ジャマイカン・シンガーTommy Lee SpartaとのセッションはKOHHにとってスリリングな経験だったのでは?と思うがその辺突っ込んでくれる人いないですかね? 2016年は宇多田ヒカルやFRANK OCEANとの仕事など大活躍だったKOHH、2017年も引き続き楽しませてくれそうです。

 

#08:AKDOW – Hot Ice

BAD HOPのメンバーであるAKDOWのおそらく唯一のソロ作。フックの完成度は完璧でバースが未完成ってのがたまらない。このバランスは普通じゃありえないけど、この雰囲気の作品が聴けてしまうのはクルーのミクステならでは。

#09:underslowjams – electric foundation

2016年DJ人気が高かったグループ。クラブ、スマッシュ”酩酊”も最高ですが“MISIA / つつみ込むように”のDJ WATARAI REMIXを重ねてしまった “electric foundation”がアルバムの中でもお気に入りでした。

 

#10:C.O.S.A. × KID FRESINO feat. コトリンゴ – Swing At Somewhere

2015年のベスト5に入るであろう名作「Chiryu-Yonkers」で強烈な存在感を見せつけたC.O.S.A.と
KID FRESHINOのとびっきりドリーミンなタイトル。一聴で「これが最高」って思わせるセンス。
企画モノで終わらせたら勿体無いんでこのコンビ、もっと聴きたいですね。

 

#11以降はまた来週に公開しますが、”2Dcolvics“では私の他にDJ、アーティスト、ライターさんや日本のヒップホップのマニアの方が2016ベストを寄稿しているのでそちらも是非チェックしてみてほしい。
http://blog.livedoor.jp/colvics/archives/52253545.html