【FRANK FRIDAY】
2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ (Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)後半

【FRANK FRIDAY】
2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ (Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)後半

今回は先週に引き続き2016年の総集編。
昨年末に日本のヒップホップのリリース情報をこと細く、毎日の様にアップしている情報サイト”2Dcolvics“さんに
寄稿させて頂きました私が選んだ”2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ”にコメントを
加筆した #フランクフライデー 版の後半。

2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ (Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod

 

#11:MU-STARS feat. Bose (スチャダラパー) – さいごのうた

古くから交流のあるMU-STARS GROUPの最新アルバム「いくつかのはなし」に収録された
Feat. BOSE(SDP)な話題曲。メンバーの藤原大輔はスチャダラパーの大ファンで
BOSEに何度も参加をお願いしていたそうで、長年の念願がかなった執念の1曲。
ソロ曲となっているのでどの様なデリバリーをするか大変興味深かったが、流石ベテラン。
BOSE独特なリリカルセンスと「間を…楽しもう」のリリックの通りトラックをコントロールする様な
ラップは素晴らしい。なんといっても静寂にほど近い距離にあるトラックに効果的なブームがたまらない。

 

#12:Lil’Yukichi feat. Futuristic Swaver & Cherry Brown – ごめんね – Sorry 2016

2016年も旬を捉えたヒップホップをチェックするならやっぱこの人は欠かせない。
ラフさも器用さも職人レベルでトラックメイクするLil’Yukichiによる名曲。
コリアンラッパーのFuturistic Swaverを迎えた、清涼Futuristicチューン。Cherry Brownのラップもこのトラックのメローさにハマっていて最高の一言。

 

#13:SAINT💙MELO & Lil MANY – YEAH

Ryugo Ishida、ゆるふわギャングでおなじみ。2016年のベストプロデューサーの一人”Automatic”がプロデュースを施した水戸のラッパー。2016年末に発表されたものの発表後に何度も聞いてしまった。ポップに跳ねたビートに澄んだラップは自然だ。

 

#14:YOUNG JUJU feat. B.D. – Live Now

延期に延期を重ねてリリースされたKANDYTOWNのメンバーYOUNG JUJUの1stアルバムからのリード曲。このアルバムはいわゆるクルーで作られたアルバムというよりは外部のアーティストとの絡みの妙を楽しめるアルバムとなっている。宇田川〜ストリートにほど近い距離で活動してきた才人ラッパーB.D.が参加した本作はエモーショナルでブルージーに染みる1曲。

 

#15:carios & 森光光子 – After this

私も個人的にラップで参加させて頂いたEP「4 SONGS」からの1曲。等身大で自然体な2人のリリックがハートを撃つ名曲。個人的には泣かせにかかる生活を語る作品よりもこの曲の方が歌もラップも好み。

 

#16:MONYPETZJNKMN – SCALE

フランクフライデーでも紹介した “T.R.E.A.M. presents ~田中面舞踏会サウンドトラック~ LIFE LOVES THE DISTANCE(http://frank151.jp/music-category/47156/)”コンピレーション収録曲。2016年は大活躍だったMONYPETZJNKMNとDJ MAYAKUによる完璧すぎる一曲。

DJ MAYAKUの天才的かつ変態すぎるビートにストレートなラップを乗せる3者。異常なほどの粘着性はヒップホップの固定概念を取り払う様な作品になっている。2016年の年末リリース作品なので聴いた期間が短かった為、この位置へのランクとなったが2017年に最もDJプレイしたい一曲。

 

#17:Hi’Spec feat. RIKKI – タコナスボケ

SIMI LABの屋台骨Hi’Specの1st ソロアルバム「Zama City Making 35」は特殊な感性で作られるトラックが並んでいた。渦に巻き込まれた様な錯覚を起こすくらい深く入り込むまさにDOPEな名作だった。アルバム単位でベストを選ぶとしたら上位に入れていたと思う。このアルバムの中でも決してリード曲とは呼べないが音の無骨さと太さが凄まじい勢いを生み出したトラックにRIKKIのハードコアなスタイルが絡まり、転げ回っては全てをなぎ倒すガッツ溢れた好タイトル。SIMI LABでもそろそろ頼むよ。

 

#18:MOUSOU PAGER – 鸞翔鳳集 RunShowHoesYou

2016年にデジタル配信販売もなく、12inchのみで作品をリリースしたラップグループ “MOUSOU PAGER”のネット公開作品では最新曲。MICROPHONE PAGERへの憧れを具現化してきたがこの曲からはオリジナルなスタイルを公開し始めた作品となっている。Kuma the sureshotによる太く、跳ねたビートは国産Boom Bap最高峰ではないだろうか。2017年はアルバムのリリースに向け動き出している。

#19:ANARCHY feat. JOHNNY & YDIZZY – NO FEAR

2016年の7月にリリースされたアルバム”BLKFLG”からの一曲。スタイリストを務め、Little TokyoのメンバーでもあるJOHNNYとkiLLa crewのYDIZZYが参加した作品。プロデュースはYENTOWNからRISACHRIS。この曲はJOHNNYが参加ってだけでスルーできなかった作品。

 

#20:LIBRO feat. 漢 a.k.a. GAMI – オンリー NO.1 アンダーグラウンド

個人的にはLIBROの2016年リリースアルバム”風光る”は良い意味でも、悪い意味でもFASTな雰囲気があるアルバムだったので2回転目からは仕事中などに聴いていたが、やっぱりこの曲引っかかりますね。まだ聴いてない方は是非聴いてほしい。

以上、前半と合わせて20曲を選びました。

2016 BEST SINGLEs In 日本語ラップ
(Selected by Sir Y.O.K.O.PoLoGod.)

#01:T-PABLOW, YZERR – Life Style
#02:Ryugo Ishida – FLYDAY
#03:KANDYTOWN – Good Die Young
#04:MONYPETZJNKMN – mirage
#05:soakubeats feat. Dodo – 帝
#06:ryohu – Forever
#07:KOHH feat. Tommy Lee Sparta – 暗い夜
#08:AKDOW – Hot Ice
#09:underslowjam – electric foundation
#10:C.O.S.A. × KID FRESINO feat. コトリンゴ – Swing At Somewhere
#11:MU-STARS feat. Bose (スチャダラパー) – さいごのうた
#12:Lil’Yukichi feat. Futuristic Swaver & Cherry Brown – ごめんね – Sorry 2016 –
#13:SAINT💙MELO & Lil MANY – YEAH
#14:YOUNG JUJU feat. B.D. – Live Now
#15:carios & 森光光子 – After this
#16:MONYPETZJNKMN – SCALE
#17:Hi’Spec feat. RIKKI – タコナスボケ
#18:MOUSOU PAGER – 鸞翔鳳集 RunShowHoesYou
#19:ANARCHY feat. JOHNNY & YDIZZY – NO FEAR
#20:LIBRO feat. 漢 a.k.a. GAMI – オンリー NO.1 アンダーグラウンド

DJ目線で選んだわけでもなく、あくまで日常的に聴いていて気になった曲をセレクトしました。
2017年も多くの楽曲に出会うこととなると思うので2018年もまたできたらいいなぁと思ってます。

来週からは通常のレビューをお届けいたしますのでお楽しみに。

2Dcolvics“では私の他にDJ、アーティスト、ライターさんや日本のヒップホップのマニアの方が2016ベストを寄稿しているのでそちらも是非チェックしてみてほしい。

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http://blog.livedoor.jp/colvics/archives/52253545.html