オシャレに気を配る女性たちから注目されているのが、デリケートゾーンの脱毛です。脱毛サロンやクリニックにも、アンダーヘアを処理するVIO脱毛やハイジーナ脱毛のメニューを用意するところが増えています。今回は、海外のセレブもトライしているハイジーナ脱毛を取り上げて、知っておくと役立つ基礎知識を紹介していきます。ハイジーナ脱毛にどのようなメリットがあるかや、ハイジーナ脱毛の種類などを知りたいときには、この記事が参考になるかもしれません。

ハイジーナ脱毛って?

ハイジーナ脱毛と聞いても、どのような脱毛なのかが具体的にわからない人もいるかもしれません。ここでは、ハイジーナ脱毛の特徴を簡単にまとめてみました。

デリケートゾーンのアンダーヘアが対象

ハイジーナ脱毛は、デリケートゾーンのアンダーヘアを処理する施術です。海外では、アンダーヘアのケアを徹底する女性が日本よりも多い傾向があります。日本でもさまざまな理由からハイジーナ脱毛は人気を得るようになっており、ミュゼプラチナムや湘南美容外科クリニックをはじめ、専用のコースを設けるサロンやクリニックも出始めています。

VIO脱毛との相違点

ハイジーナ脱毛と似ているのが、VIO脱毛です。ハイジーナ脱毛とVIO脱毛は、脱毛をする範囲に少し違いがあります。ハイジーナ脱毛は、アンダーヘアをすべて処理してしまう脱毛方法です。一方、VIO脱毛は、デリケートゾーンのVラインや陰部周辺のIライン、肛門周りのOラインを対象にしています。ちなみに、VIO脱毛の場合は、毛量を減らしたり形を整えたりといった方法でケアをする場合もあります。

脱毛にはどんな種類がある?

ハイジーナ脱毛をする場合、足や背中といったほかの部位と同じ脱毛方法が選択できます。脱毛の種類を少し紹介してみましょう。

医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は、クリニックなどの医療機関でおこなっている脱毛です。この脱毛は、ダイオードレーザーなどのレーザー機器を使うのが特徴になっています。メラニン色素に吸収されるレーザーの性質を利用しているのが、医療レーザー脱毛の1つの特徴です。医療レーザー脱毛は、1回の照射の出力が強いため施術時に痛みを感じることがあります。ただ、1つの部位につき5回から6回程度の通院で施術が終わります。一度破壊された毛根からは毛が生えてこないことが多く、長期間効果が持続するのがメリットです。

フラッシュ脱毛

光脱毛とも呼ばれるフラッシュ脱毛は、脱毛サロンやエステサロンでおこなわれている施術です。フラッシュ脱毛は、光をあてて少しずつ毛根の活動を低下させることで、徐々に毛を減らしていくのが特徴です。フラッシュ脱毛は医療レーザー脱毛よりも作用が弱く、完了するまでには12回前後の施術が必要です。この脱毛は、施術の際の痛みは余りありません。

ブラジリアンワックス脱毛

ブラジリアンワックス脱毛は、特殊なワックスを使っておこなう脱毛方法です。この方法では、天然成分などが配合されたワックスを脱毛したい部分に塗り、付属のシートをかぶせてから一気にはがします。シートがはがれるときにムダ毛も一緒に抜けるため、ワックスを塗った部分の脱毛ができます。ブラジリアンワックスは粘膜にも使えることが多く、デリケートゾーンにダメージを与えずにケアができるのがメリットです。

ハイジーナ脱毛のメリットとデメリットは?

ハイジーナ脱毛には、メリットとデメリットがあります。これからトライするときには、ここで紹介するメリット、デメリットを比較してみるとよいかもしれません。

ハイジーナ脱毛のメリット

ハイジーナ脱毛のメリットの1つは、ニオイや肌トラブルといった衛生上の問題が少なくなることです。アンダーヘアがなくなると、生理のときの不快感が減ったり、汗をかいてもムレにくくなったりします。また、アンダーヘアの自己処理が不要になるのもハイジーナ脱毛のメリットです。肌に余計な刺激を与えずに済むことから、かぶれなども防げます。このほか、ハイレグのビキニショーツやオシャレな下着を着こなしやすくなるメリットも注目されています。

ハイジーナ脱毛のデメリット

ハイジーナ脱毛のデメリットは、施術の際に痛みがあったり、スタッフに施術をしてもらう際に精神的なストレスを感じたりすることです。皮膚が薄くデリケートな部分の脱毛は、人によっては痛みを感じることもあります。また、施術の際に恥ずかしさなどのストレスを感じるケースも多く、スタッフに脱毛を依頼することに抵抗を感じてしまう人もいるようです。医療レーザー脱毛でアンダーヘアをすべて処理してしまった場合、万が一後悔をしても以後は毛がほとんど生えてこないのもデメリットです。

ハイジーナ脱毛をしている女性はどのくらいいる?

2017年にミュゼプラチナムがおこなったアンケート調査では、約11パーセントの女性がハイジーナ脱毛をおこなっているという結果がでています。ちなみに、このアンケート調査では20代から30代の若い世代の女性から回答を得ています。ハイジーナ脱毛は、施術の範囲を限定しているVラインの脱毛に比べると施術を受けている人の割合は少ないです。ただ、調査では10人に1人という割合で、ハイジーナ脱毛をしている女性がいることがわかりました。

自己処理でVIOをケアしている女性の割合

ミュゼプラチナムのアンケート調査では、VIOの自己処理をしている女性の割合も発表されています。2017年の時点では、約45パーセントの人が何らかの形でアンダーヘアのケアをしているという結果がでています。20代から30代の女性の場合、アンダーヘアのケアはごく一般的なボディケアになりつつあるようです。

ラインの理想形には男女差がある

ミュゼプラチナムでは、女性のアンダーヘアの理想形についてもアンケート調査を実施しています。この調査では、男性と女性で理想とするアンダーヘアのラインに違いがあることが明らかになりました。女性の理想形のトップは、自然な逆三角形型のVラインです。男性の場合も女性と同じく逆三角形型のVラインが1位ですが、ハイジーナ脱毛と回答した人も20パーセント以上います。ちなみに、女性でハイジーナ脱毛が理想形と答えた人は約11パーセントです。

アンケート調査では、男性のほうが10パーセントほどハイジーナ脱毛を理想形にする人が多くなっています。アンダーヘアをなくすハイジーナ脱毛に関しては、女性よりも男性のほうが抵抗が少ないようです。

ハイジーナ脱毛をどこでするかで迷ったときのポイント

ハイジーナ脱毛は、いろいろなサロンやクリニックで受けられます。どこで施術を受けるかで迷ったときのポイントを、ここでは3つ紹介します。

施術の値段

脱毛の料金は、サロンやクリニックごとにそれぞれ異なります。ハイジーナ脱毛の場合も、利用する施設によって料金が多少前後することは十分に考えられます。迷ったときには、ハイジーナ脱毛の料金だけでなくほかの部位の料金もチェックしてみるとよいかもしれません。足などのほかの場所も合わせて脱毛をするときは、セットプランなどがあるサロン、クリニックのほうがお得になる可能性があります。

痛みのレベル

施術の際に痛みがあるかどうかは、ハイジーナ脱毛を受けるときの重要なポイントです。脱毛サロンの場合は、施術完了までやや時間がかかりますが痛みは少なく済みます。ただ、クリニックでも麻酔クリームなどを使用してもらえるときは、予想よりも楽に施術が受けられるかもしれません。カウンセリングで質問をしたり、口コミを見たりすると、どのくらいの痛みがあるかがだいたいイメージできるでしょう。

通いやすいサロン、クリニックか

通うのにストレスを感じない施設を選ぶことも、ポイントの1つです。家から遠いサロンやクリニックは、通い続けるのが難しくなるかもしれません。サロンの場合は、完了までの施術の回数が多くなるため、通いやすさをとくに重視して選ぶのがよい方法になるでしょう。

ハイジーナ脱毛の気になる料金を調べてみた

ハイジーナ脱毛の料金を知りたいときは、実際にプランを設けているサロンやクリニックの公式サイトなどをチェックしてみましょう。ハイジーナ7コースを設けているミュゼプラチナムの場合は、レギュラープランとデイプランで料金が少し変わります。例えば、4回の施術が受けられるレギュラープランは、2019年9月25日の時点で72,000円です。このプランは、営業時間内であればいつでも利用できるのが特徴ですが、デイプランよりもやや料金が高めです。平日の12時から18時に利用が限定されたデイプランは4回で60,000円となっており、レギュラープランよりも10,000円以上料金が下がります。

ハイジーナ脱毛ではどこまでが脱毛範囲になるのか?

ハイジーナ脱毛をしてみようという人の中には、ヘアの量が多いからと言う理由の人もいるでしょう。そんな時に気になるのが、ハイジーナ脱毛と言うのはどこまでが脱毛範囲なんだろうということかも知れません。本来の言葉通りであればハイジーナ脱毛とはデリケートゾーンのヘアを全部脱毛することです。しかし、形を整えるだけの脱毛についてもハイジーナ脱毛の範囲に含めていることが一般的です。これは施術を行うサロンによって多少のばらつきがあるかも知れませんが、それほど心配することはありません。

基本はVIOゾーンとその周辺が対象になります。Iラインは最もデリケートな部分の両サイドを指します。本来「衛生」を意味するハイジーンから作られた言葉であるハイジーナ脱毛が本領を発揮する部分です。また、ヒップの奥であるOラインもハイジーナ脱毛が役に立つ場所です。人によってはVライン、いわゆるビキニラインは全部脱毛せずショーツなどからはみ出す部分だけを処理したいという人もいるでしょう。Vラインの延長上で腰骨に近い場所や、臍の直下にも生えている人がいます。こうした部位はもちろん処理したい場所ですし、ハイジーナ脱毛の対象になっていることも多いです。

ハイジーナ脱毛の施術を受ける前には自分で事前処理をする必要がある

多くの場合、ハイジーナ脱毛の施術を受ける前には自分で事前処理を行うように指示されます。具体的には事前のカウンセリング時に渡されるテンプレート(型紙)を股下の中心に合わせて当て、その外側を自分でシェービングするというものです。自分では処理しにくいIラインやOラインに関しては無理にシェービングしなくても大丈夫です。事前のカウンセリング時に詳しい説明を聞いて下さい。なお、肌に負担をかけすぎないよう注意しないといけません。肌に炎症があると施術を断られることがあります。

この事前カウンセリングは意外に重要です。単にサロン側の説明を聞くだけではなく、ここで心配なことを全部相談しておくと安心して施術を受けられますから、遠慮なく疑問をぶつけておきましょう。

ハイジーナ脱毛に必要な施術回数には個人差がある

ハイジーナ脱毛では、12回でほとんど自己処理が必要ないレベルにまで脱毛が完了します。だいたい4回目くらいで前から見た部分の毛量が減ったことが実感できるでしょう。さらに8回目くらいになると前から見た部分はほぼ完了、OラインやIラインも減毛効果がはっきり感じられるレベルになります。あとは予算に合わせて施術を受ける回数を検討して下さい。

ハイジーナ脱毛しても妊娠後にまた生えてくる可能性はある

せっかくハイジーナ脱毛をしたのに、妊娠したらまた生えてきたという話は割合よく聞きます。これは妊娠によってホルモンバランスが変わったことに起因することが多いようです。例えばVIOライン以外にも、妊娠後期になるとお腹全体に毛が生えてきたり、下腹部の毛が多くなったりすることもあります。こうしたケースでは出産後ホルモンバランスが回復するとある程度は元に戻りますが、もともと生えていた部分に再度生えた毛はそのままになることもあります。ハイジーナ脱毛の重要な目的の一つに、デリケートゾーンの清潔を保つと言うことがありますので、出産後落ち着いたら再度施術を受けるのがおすすめです。

施術を受けに通うのが面倒になってリタイアする人もいる

デリケートゾーンに限らず脱毛サロンに通うには回数が必要になるため、働く女性にはなかなかストレスになることもあるでしょう。また、生理中には施術が受けられないので、予約を変更しないといけなくなる可能性もあります。忙しい毎日の中でそればかりに気を使っていられないからとリタイアする人もいるようです。そうしたことを避けるために少ない回数で脱毛を終わらせたり、短期間で何度も施術を受けて脱毛を完了できれば良いのですが、こればかりはそうも行かないのです。体毛には毛周期(ヘアサイクル)という周期があって、成長期・退行期・休止期に分かれています。デリケートゾーンの毛の場合、だいたい1.5~2か月で一周りします。

脱毛サロンでも医療脱毛でも、施術が有効なのは成長期にあるヘアだけです。そしてあるタイミングで成長期にあるヘアは、全体の30%ほどに過ぎないのです。脱毛を行ってきれいになったとしても、一回の施術で実際に毛根部まで完全に処理できているのは30%で、あとの70%はすぐに生えてきます。残った毛根部から生えてきた次のヘアの30%が次の施術で脱毛されるのです。これを繰り返して行くことで徐々にヘアが減っていって、8回から12回ぐらいで完全に脱毛が完了します。とは言え、まだいくらかは休眠状態の細胞も残りますから、ホルモンの変化などで少し生えてくる可能性は残るのです。

それでも完全にきれいな状態は思ったより長続きするはずですから、多少間隔が伸びたりそれによって回数が増えたりしても、脱毛の効果は得られていますから、気長に続けることがおすすめです。

ハイジーナ脱毛で脱毛サロンから医療脱毛への乗り換えもアリ?

多少の痛みは我慢するから早く結果を出してほしいという人は、光脱毛の脱毛サロンからレーザー脱毛の医療脱毛へ切り替えるのもいいでしょう。コストの面や痛みのストレスを考えると一長一短になる可能性はありますが、気の短い人には医療脱毛も悪くないかも知れません。光脱毛もレーザー脱毛も、基本的にはヘアに含まれているメラニン色素を利用して光のエネルギーをヘアに吸収させ、その熱で毛根部周辺を焼き切っています。ですからある程度の痛みはありますが、施術の際の脱毛器の出力調整で慣れるまではパワーを落として痛みを軽減するような配慮をしてくれるところもあります。カウンセリングの時に相談しておくと良いでしょう。

ハイジーナ脱毛でツルツルにして気づく意外なこと

ハイジーナ脱毛はもともと衛生を目的にしたものですから、完全にツルツルにするのが本来の姿です。また完全脱毛のツルツルにして、一度その快適さを知ったらもう戻れないという人もいます。ムレやかゆみ、生理その他の付着というストレスからも開放されるわけですから無理もありません。また、欧米では完全にツルツルにするのが当然の身だしなみという感覚の人も少なくないようです。一方で、日本では他人の目が気になるという声も聞かれます。特に年配の母親や姑と温泉などに入った時に、注目されるのを感じたという人もいます。

あとから考えたら、出産の際のスタッフはどう見ていたんだろうと気にしている人もいます。しかし、妊娠中はヘアのお手入れも難しいですし、不潔になりがちですからむしろ妊娠前にハイジーナ脱毛をしておくことは、清潔さを保つ意味でいいことかも知れません。これは個人の価値観にもよりますから一概には言えませんがハイジーン=衛生面から考えた場合、ハイジーナ脱毛は好ましいと言えるでしょう。

ハイジーナ脱毛は痛いが慣れれば大したことはないかも知れない

痛みについては感じ方に個人差があるので一概には言えません。例えば海外の話ですが、基本的に男女ともヘアがあるのは不衛生だと考えているドイツでは、全部除毛するのが普通で、しかもワックス除毛で一気に全部抜いてしまいます。痛みも結構あるはずなのですが、慣れているのでしょうか、ごく普通に利用されています。それに比べれば脱毛サロンの光脱毛は出力がコントロールできて、ある程度は痛みも軽減できるので楽でしょう。それにワックス脱毛のように1週間程度でまた生えてくるということも少ないです。

ハイジーナ脱毛している芸能人

芸能人にもハイジーナ脱毛をしている人は少なくありません。特に欧米のプロスポーツ選手では常識に近い位置づけのようです。もちろんアーティストにもハイジーナ脱毛を行っていて、それを公言している人もいます。90年代の終わりから00年代にかけて、アメリカのポップシーンを代表した女性シンガーのブリトニー・スピアーズはその一人です。また、シンガーソングライターでもあり、女優、デザイナーなど多彩な才能を持つジェシカ・シンプソンもハイジーナを公言しています。さらに「有名であることで有名」と言われたパリス・ヒルトンもそうです。

一方、日本に目を向けてみると、AKB48出身のアイドルプロデューサー指原莉乃や、ファッションモデルの道端アンジェリカ、同じくモデルのマギーも行っています。マギーはブラジリアンワックスによる完全脱毛をテレビのトークバラエティで公言していました。さらにグラビアモデルの壇蜜も有名かも知れません。もちろんこれは一例で、ハイジーナは特別なものではなく、もはや一般化しているのかも知れません。